「質問力」の大切さ

先月、Facebookで女性税理士コミュニティを始めました。
私自身は税理士ではあるものの、コンサルティングだけを仕事にしているため、通常の決算・申告業務は行っていません。

でも同じ税理士として私が少しでもお役に立てることはないか・・・と考え、女性税理士ならではのお悩み相談、AIの時代に向けてどうやって事業を伸ばしていくかなど、単なるお茶会ではなく目的意識を持ったコミュニティ活動を始めました。

そして今日、1回目のzoom mtgを行いました。
少人数ながら、開業2年目の方から30年近く事務所をやっている方が集まり、ブレイクアウトルームに分かれて、現状の業務の話、今後の話などで盛り上がりました。

最後に全員集まったところで、コミュニケーションスキルをテーマに少しだけお話しさせていただきました。「経営者の想いやビジョンを深堀するコンサルティングをやりたい・・・」という方がいらしたので、そのために何が必要なのかということで、たまたまコミュニケーションスキルがテーマになったわけです。

そのようなコンサルティングを行うには、様々な専門的知識はもちろんのこと、「質問力」が非常に重要になってきます。いかに優れた質問をして、経営者の心や潜在意識から「ありたい姿」を引き出すか。それが大切であると考えています。

日本経済の屋台骨は中小企業によって支えられています。国内の企業の99%以上が中小企業ですよね。そして、その中小企業を会計や税務の面から支えているのが税理士です。

しかし、今後AIの進化により税理士の業務は次第に変わっていき、税理士にはよりコンサルティング的なスキルが求められる時代になっていくはずです。

顧問客の内情を一番よく知っている税理士が顧問客の売上増に貢献できるコンサルタントになれれば、顧問客も税理士もお互いにwin-winですよね。

そのためにも、日々の仕事に追われて毎日を過ごすだけでなく、「7つの習慣」でいうところの「第二領域」にも少しずつ定期的に時間を作り、行動を起こしていくことが大事だな、と改めて思いました。