遠くを見て、近くを見ることの大切さ

1ヶ月ほど前のブログ 「事業計画とアクションプラン」 で、
「目の前のアクションプランをこなすことばかりに集中しすぎて、事業計画や5か年計画のために何をすべきか、考えることを忘れないようにしたいものです。遠くを見て、近くを見ることの大切さ。これについてはまた、今度、書いてみたいと思います」
というお話で締めくくりました。

今日はその続きです。
ただし、ブログカテゴリーは経営者マインドセットなのですが・・・

スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』、ご存じない方はいらっしゃらないと思います。

あまりにボリューミーなので、私は一気読みはせずに、気が向いた時に拾い読みをしています。

この中の 『第2の習慣:終わりを思い描くことから始める』 の章に、

「終わりを思い描くことから始めるというのは、目的地をはっきりさせてから一歩を踏み出すことである」
という一文があります。

経営だけでなく、何を行うにしてもまずはゴールを決める。
そしてそのゴールを達成するためには何をしたら良いのか、大枠から始めて具体的に詳細に決めていく。

中小企業経営者は日々お忙しいですよね。
その日の業務をこなすことでいっぱいで、
目指しているゴールがなんだったのか...
会社はどこへ向かっているのか...
往々にして忘れがちになってしまうことがあります。

では、ゴールのことを忘れないようにする一番良い方法は、なんでしょうか?

それは、経営計画書を身近に置いて、たまに眺めてみることだと思っています。

経営計画書には、経営理念、ミッション、ビジョン、行動指針、中長期の経営数値目標などが記載されています。

会社が行っている日々の業務は、経営計画書に書かれていることを実現させることなのです。
(言わずもがな・・・ですね^^;;)

社長にはそれを常に忘れないでいただきたいのです。
それが会社の成長に繋がり、社員を潤わせ、社会貢献にもつながっていく。

最近、経営計画書を見ていないな・・・と思った経営者の方、改めて読んでみませんか?

遠くを見て、近くを見る。
これは、事業を行うにおいて、重要な視点のひとつであると思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。